児童指導員の役割
これは児童福祉施設へ入所してくる子どもたちが健やかに成長するために、あらゆるケアに従事する仕事です。
家庭になんらかの問題があるまたは心身的に障害があるなどの理由を持った子どもたちが児童福祉施設へ入所してきます。
児童福祉施設を大きく分けると、家庭の事情で子どもを預かる児童養護施設と、障害のある子どもが通う(または暮らす)施設がありともに原則として0〜18歳までの子どもたちを預かります。
児童養護施設に勤務する指導員は、子どもたちと寝食をともにし、まさに親代わりとなって、マナー・食事・掃除・勉強など、日常生活のあらゆる面をサポートし続けます。
幼い子どもが相手のときは、読み書きや遊びを教え、中学・高校など年齢の高い子どもたちには、就学・就職などの相談にのり一人ひとりが社会で自立できるように手助けをします。
さらに、子どもたちのために、児童相談所や学校など関係機関との連絡業務も大切な役割です。
また、児童の親と面接を行なったり子どもたちの成長を親に伝えるなど、離れて暮らす親子の心の溝を埋めるための努力も続けています。
知的障害児や肢体不自由児など、障害のある子どもを預かっている児童福祉施設に勤務する指導員は、介助や療育がその仕事の中心となります。
衣類の着脱から食事や排泄までといった日常的なことを、子どもたちがひとりでできるように指導・訓練したり、身体の機能が少しでもよくなるように努めます。
福祉の現場では子どもたちが健やかに成長できるように、保育士・栄養士・作業療法士・理学療法士などの様々な専門職のスタッフが一緒に働いています。
児童指導員はこうしたスタッフ全員と連携しお互いをサポートしながら、細かな生活指導計画を立てて子どもたちを支援します。
児童指導員について関連記事
- 介護福祉士について
- 少子高齢化が叫ばれてもう十数年が経ち、すでに日本は超高齢化の時代に突入し、なおかつ2015年には、65歳以上の方が総人口に占める割合が約25%にもなると予想されています。
- ホームヘルパーについて
- 福祉の仕事の中で、高齢者・障害者に接する介護の仕事としてエキスパート的存在なのが、「ホームヘルパー」ではないでしょうか。
- ケアマネージャーについて
- 福祉の資格を取得したいと希望する方の多くが、介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格取得を希望しています。
- 児童指導員について
- 福祉の仕事は、高齢者や障害者に関わるものばかりでなく、子どもや母子と接する仕事も含まれその中に児童指導員という職種があります。
- 社会福祉士について
- 福祉や介護にかかわる仕事に就きたいと考えている多くの方が取得を希望する資格が「社会福祉士」です。
- 手話通訳士について
- 聴覚障害者のコミュニケーション手段である手話は、言葉と同じように、地域によって異なったり、時代とともに変化したりします。
- 理学療法士(PT)について
- 福祉の分野の中でも、特にリハビリに関わる仕事に「理学療法士(PT)」があります。
- 作業療法士(OT)について
- 福祉と医療という密接な二つの分野の中で、おもにリハビリにかかわる仕事として作業療法士(OT)があります。